森林セラピーとは

ピクトグラム音声説明

座観

森林セラピーで行う座観とは、森の中で静かに座り、深呼吸して過ごすことです。小鳥のさえずりや、木の葉を揺らす風、森に漂うフィトンチッドの香りなど、自然をより体全体で感じることができます。

風を感じる

森の中を歩くと、木立の間を駆け抜ける風を肌で感じ、新鮮な空気を吸い込むと、心が清々しい気分になり、身体の緊張がほぐれていくのを感じたことはありませんか。風に揺れる木の葉、風で擦れる葉の音など、五感で風を感じてください。

太陽の光が温かい

太陽の光を浴びることは健康に良いことです。日光を浴びることでセロトニンという精神を安定させるホルモンが分泌されます。森の中に入れば、緑のフィルターにより太陽光線の80%が吸収されるため、程よく日光浴を楽しめます。

小鳥のさえずり

少し立ち止まって耳を澄ましてみると、四季折々に様々な音色で鳴く鳥たちのさえずりが聞こえてくるでしょう。小鳥のさえずりは、人間の体では血圧の低下や脳活動の鎮静化などの効果が起こることがわかっています。ぜひ、小鳥のさえずりに癒されてみましょう。

葉っぱを踏むと音がする

落ち葉を踏むと、葉の種類、大きさにより色々な音が鳴り、足の裏から伝わってくる感触はとても気持ちが良いです。人工的な素材ではなく、自然由来のものに触れることで、よりくつろいだ感覚や心地よさを感じましょう。

森が香る

さわやかな森の香りの正体は、樹木が害虫などから身を守るために発散する、揮発性成分「フィトンチッド」。血圧の低下や自律神経の安定、怒りや緊張などを緩和させてくれます。大きく深呼吸することで森林にたくさん放出されているフィトンチッドを身体に取り入れましょう。

山びこスポット

ストレス発散には笑うことや泣くことが効果的と言われていますが、実は大声を出すことは同様の効果があると言われており、ストレス発散法におススメです。

空気が透き通っている

自然豊かな森林は、本当に清々しく、空気がきれいで美味しいですよね。その理由は木々にあります。樹木から発散される揮発性の「フィトンチッド」によって空気は清浄に保たれています。それを嗅覚がキャッチし、私達は「空気がきれい」「空気が美味しい」と感じるのです。大きく深呼吸してみましょう。

植物発見

森の緑を眺めるだけでも、血圧の低下や脳活動の鎮静化など、身体がリラックスすることがわかっています。季節ごとに装いを変える木々や、野山の小さな草花にも心が和みます。少し立ち止まって、足元の草花にも注目してみましょう。

川の流れる音

ここ一帯では、小川が流れ、水の流れる音が絶え間なく響き続けています。川のせせらぎは自然界の心地良い1/fのゆらぎのリズムを持ち、聞くだけで癒されるでしょう。

マイナスイオンを感じる

森の中では、多くのマイナスイオンが溢れています。マイナスイオンを多く含む空気は、リラックス時に高まる副交感神経に作用し、心身をリラックスさせてくれます。全身でマイナスイオンを浴びてリフレッシュしましょう。